ディアンスさんのアドバイス(A-Z)
PDFを打ち出して、楽譜と合わせてみていただければと思います。
A-Zのアドバイス
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なお、日本語訳は、「DEEPL」で1次訳したものを、yakateruが超訳したものです(ということは、怪しい訳ということです。)
NO65 「La valse d’Anny」
「アニーのワルツ」、いいですねえ。哀愁のある素敵なワルツです。単独ピースにあってもいいぐらいの曲です。ディアンスさんがアドバイスするように、とてもシンプルで、確かに初見でも弾くことができます。ただ、簡単だから、あっさり弾いてしまうのではなく、この曲で語っていることをちゃんと表現するようにというコメントですが、この憂いのあるメロディとハーモニィが自然と曲を理解させてくれそうな感じがしています。
「曲が語っていることをちゃんと演奏に反映させること」。そのためには、まず、きちんとアーティキュレーションを付ける、というか、音楽にする(語りにする)ことが大切だということだと思っていますが、この曲で実践できそうです。
ちなみに、37-38小節の2拍子と3拍子の合体したリズムも、以前は苦手でしたが、今では、難なく弾けるようになっていることもうれしいですね。
ということで、この曲は、持ち曲にしたいと思います。
【ディアンスからのアドバイス】
* 半分はフランスの、そしてもう半分はベネズエラのこのワルツは、「間違っているほどシンプル」でありながら、親しみやすい曲です。
もし、あなたが本当に美しいワルツにしたいのであれば、この曲に含まれる数多くの語彙の方向性を観察することに注意してください。
それは、理想的には、有害な要素(不要な共鳴、低弦のノイズなど)のない音楽を追求することです。ギターでやるのは難しいですね。では、早速やってみましょう。
** 前の小節の音を鳴らさないようにします(3本の指をすべて上げます)。4小節目、72小節目、74小節目も同様です。
(P46)
* 21小節目まで親指を5弦に置いたままにする(67、68小節目も同様)。
** 親指は37小節目まで5弦に残す。
NO66 「Terre promise」 *
to Yoram Zerbib (laisser du temps au temps)
「プロミス・ランド (往々にして)」
幻想的な、でも透明感のある曲のような感じがします。静けさと何かの出現、そして、その静けさをぶち破るような14~15小節、17~18小節のff、sfzの爆音。奏法については、ディアンスさんのアドバイスがありますが、右手親指で人差し指をつまんでギターピックのように爪弾くのかな。また、その時に、3弦、5弦を鳴らさないようにとの指示もあり、そのために押さえている左指を少し寝かしなさいと言ってます。曲は、嫌いではありません。
なお、冒頭の「metal.」は「金属的な硬い音で(ブリッジ寄りで)」、「tastiera」は「指板のほうで(やわらかい音で)」、「ord.」は、「普通の奏法に戻す」ということです。
【ディアンスからのアドバイス】
* 長い音価の音は、ここでの約束で、すべてその長さいっぱいまで弾かなければなりません。焦って音を縮めてはいけません。ゆっくりとした規則的なパルスを内在化し、フィナーレのaccel.(テンポアップ)を除いて、常にそれを持続することが必要です。
また、作品全体に存在し、多数のT.R.で示される休符は、時には長くとも本当の意味での休止を作り出すことにも気をつけなければなりません。(yakateru:T.Rに記載されている「ne bougez plus」は「立ち止まる」という意味です)
(P50)
* 歪みの拡大
R) こぶしで弦を短く叩く。
** 親指と人差し指(または中指)を合わせ、ギターピック(plectrum)と同じように、5弦と3弦が鳴らないように、2指と3指を少し寝かせて弾きます。
(P51)
* ここでは、低音の3つの音を親指だけで、つまり親指の外側の一部を使って減衰させます。これは奏者にとってあまり意味のないことかもしれないが、できることなのだ、わかるだろう。
NO67 to Sir David Bernard 「Sixties Popsong」( about sixths)
「60年代の流行歌」というタイトルがついているように、ちょっと懐かしい感じがする曲(どこかで聴いた?映画音楽?)ですね。中盤のハーモニックスも気持ちいです。
【ディアンスからのアドバイス】
* この曲は、ギターの調号として君臨しているニ長調の曲です。この調号は、それなりの理由があり、3本の低音弦のうち1本をルートとしているので、常に音の持続をコントロールし、そこから先は、必要になったらすぐに響きを減衰させることが重要です。
これが、この6度音程のゆっくりしたこの曲に書かれている主な要素になります。
(P53)
* 5弦に触れながら4弦を減衰させないよう、1指(人差し指)が丸い形になるよう注意する。(yakateru:最後のハーモニックスを鳴らすときの注意ですね)
NO68 Aux guitaristes-compositeurs du siècle d’or 「Ottocento *」
(des arpèges simples, des notes tenues et autres éteintes)
黄金時代のギタリスト・コンポーザーたちへ 「19世紀」(シンプルなアルペジオ、ホールドノートなどのエクステント)と題するこの曲は、珍しくディアンスさんのアドバイスがほとんどありません。「特に、アドバイスしなくてもわかるだろう」ということでしょうか。中間部とラストは、ディアンス的?ですが、確かに、ソルの初歩の練習曲のようなわかりやすさです。
なお、13小節目の「il più legato possible」は、「可及的速やかに」ということでテンポアップかな。そして「comodo」で元に戻す。ということでしょう。
【ディアンスからのアドバイス】
* オトシェントと発音する
NO69 「Les intrigues du vent」 to Tony Harmon
des vraies et «fausses» liaisons / about regular and “fake” slurs
「風穴の陰謀」/ 正規のスラーと "偽 "のスラーについて
弾いてみて、「偽のスラー」の意味が分かりました。フェイクというから騙すという悪意のある行為につなげてしまう今日この頃ですが、あくまでここでのフェイクスラーというのは、奏法上のテクニックです。スラーにつなげる音が別の弦にあるときに使う奏法です。
でも、ディアンスさんは、「風穴の陰謀」と呼んだり、「偽」という言葉を使ったりしていますが、それはこの曲の不気味な雰囲気を醸し出す一つの演出なのかなと思います。
曲の難易度は、あまり高くなさそうですし、「偽スラー」もそれっぽく演奏できるかと。
【ディアンスからのアドバイス】A-Zのアドバイスは、PDF参照(一部再掲してます)
U) 左手だけで、軸に×印のついた音符を強弱をつけながら打ちます。
* スタッカータ効果を得るために、弾いた後すぐに左手の指を離します。
Q)フェイク・スラー:左手の指で、×印のついた音を多少強めに打ち、別の弦で弾かれた前の音と結びついたように見せかける。(P58)
* 左手をサウンドホールの西側から東側へ徐々に移動させます。
(P59)
* 次のグリッサンドに特有の軋み音を和らげるため、6弦 ♯Dを指の腹で弾く。(yakateru:最後の実音処理のことです)
NO70 Gentil coquelicot *
à Yvonne, ma géniale grand-mère (1911-2011)
vieille comptine française
曾祖母イヴォンヌ(1911-2011)へ
「かわいいひなげし(ナイス・ポピー)」童謡
「Gentil Coquelicot(可愛いひなげし)」は、18世期中頃のフランス民謡で、日本語でも「ひなげし」のタイトルで翻訳され、NHKの「みんなのうた」で放送されたそうです。ちなみに、この童謡の歌詞は、すごい!「・・・・・・男は何の価値もない、若い男はもっとひどい。でも若い娘はとっても良いって・・・」一体何のことでしょう?・・・
曲自体は、拍子が、2/4、3/4と交互に入れ替わることを別にすれば、難しい曲ではありません。特徴をあえて言えば、2声のカノンのような進行になっているところはきちんと2声になるように、というところでしょうか。
【ディアンスからのアドバイス】
* このシンプルな曲は、指摘されたことを少し長引かせれば、「本物の」エチュードのように見えるかもしれません。
「可愛いひなげし」には、私がギターの「上手な演奏」のために必要だと判断した要素が確かに含まれています:私の大定番である開放弦の低音と高音の減衰、スタッカート、キツツキ・スタイルの音の「つつき」方、また、例えば、リュート奏者やヴウエラ奏者がフィゲタ奏法とも呼ぶ親指と人差し指で交替に弾く方法等々です。
(P61)
* ここで、スタッカート効果は、それを弾いた直後に親指を弦に休ませることによって得られます。
** コードを弾いた後、すぐに左手の指を上げると、スタッカート効果が得られます。
NO71 à Isabel Gomez 「La minute espagnole」
イザベル・ゴメスへ 「一瞬のスペイン」
ちょっとわかりにくい、意味不明的な曲です。
ディアンスさんのアドバイスの「♯Fを押さえなさい」、「♯Cを保持しなさい」は、それらの音を切らないようにということでしょう。確かに、♯Fが響き続ける効果はあります。
また、6弦Gを4の指(小指)で抑えるのは、♯Fに続くときに、3の指(薬指)で抑えていると微妙に6弦を引きずる音が出ることを防ぐことを言っているのでしょうか、ちょっと不明です。
【ディアンスからのアドバイス】
* 最初の3小節は♯Fを押さえます。
** ♯Cを全小節に渡って保持します。
*** ここで "論理的 "な第3指の代わりに第4指を使用することで、一連の鳴きを防止することができます。
NO72 à Séverine Forgeron 「Le titrain qui passe」
(des accords syncopés de 3 sons sous chanterelle têtue)
セヴリン・フォルジュロン「通過する小雨」
(頑固なシャンテの下の3度のシンコペーションの和音)
今回もこの曲に対するディアンスさんのアドバイスは特にありませんが、最初から最後まで1弦開放弦の音が鳴り続けるこの曲。イメージは、「雨」でしょうね。Eを鳴らし続けるのはさほど難しくはないのですが、ディアンスさんの指の指示imaを守ろうとすると結構大変かも。
ちなみに、説明書きの「頑固なシャンテ」とは?「シャンテ」がキノコの名前らしいのですが、ここは、「開放弦のEの音が鳴り続ける中での3度のシンコペーションの和音」と解釈するのかな・・・?
NO73 à la mémoire de Benoit Maure 「Um retrato sò」
ブノワ・モーレを偲んで 「この写真も」
ちょっとカルカッシのアルペジオ練習曲のような感じです。途中の3弦でメロディーをついばむところにグイっと惹かれますが、結構あっさりと弾くことができました。
最後の「x volte al niente」は、直訳すると「x回でゼロになる」ということなので、フェイドアウトして聞こえなくなるまで弾けということかと。
【ディアンスからのアドバイス】yakateru
個別のアドバイスはありません。A-Zのアドバイスは、PDFで確認してみてください。
NO 74 a Michele Libraro 「La carina」Valse lente
ミケーレ・リブラロへ 「ラ・カリーナ」 緩やかなワルツ
3ページにわたるゆっくりとしたワルツ。弾いてみると、なんだか「スターウオーズ」じゃないですが、宇宙もののSF映画の音楽をイメージしてしまいましたが、私だけかな。(2小節目のEコードからCコードへの移調のイメージのことです)
33小節目のコメントは、「指板に向かって徐々に移動する」ということで、ブリッジそばの固い音から指板(ホール)へ徐々に移動しながら音を柔らかくするということでしょう。
【ディアンスからのアドバイス】yakateru
個別のアドバイスはありません。A-Zのアドバイスは、PDFで確認してみてください。
NO75 à Enrique Granados 「La microrientale」
arpeggios, harmonics and campanellas
「小さな東洋」アルペジオ、ハーモニクス、カンパネラ
さて、LES 100(後半) の半分、25曲の紹介の最後は、「La microrientale」。
この単語の意味は、「micr・orientale」に分けると「小さな東洋」となります。弾いてみると、グラナドスの「オリエンタル」の出だしを思い出させてくれます。
ディアンスさんの最初の指示は、「常に可能な限り音を響かせよう」です。
【ディアンスからのアドバイス】
* 可能な限り音を揃えて、事実上、音を鳴らすのがルールです。
今回のように、フレットと開放弦の組み合わせによる共鳴は、カンパネラ(イタリア語でチャイム)と呼びます。
正しく聴かせることを心がけ、テンポ記号や指使いを注意深く守ることになります。また、その両方。
この三連符の世界の中で少し離れているこのリズムを、できるだけ正確に、ゆっくりとした印象を与えるように、細心の注意を払いながら演奏してください。
【ユーチューブ音源】
https://www.youtube.com/watch?v=dKUfZI6ie8w
to Susan Piorkowski 「Fleur de paresse」
「睡蓮の花」というタイトルのついた、のどかな田園風景を思わせる曲です。8分音符2個と3連符の違いを明確にすることで曲の広がりを得ることができそうです。
【ディアンスからのアドバイス】
* ピエチェチュードは、基本的に6度の和音(時には3度、双子の姉妹)を中心に構成されており、Fleur de paresseは、題名の花のようにゆったりとしたテンポを考えると、目立った困難はありません。
そして、ページの下にある、共鳴する開放弦のミュート、不要なノイズ、その他のポルタメンティに関する指示や要求を観察するために、心を解放する機会が増えるでしょう。また、軽視されがちなリズム図形である3連符に取り組む絶好の機会も見逃せません。
M)アルペジオ記号で指定されている場合を除き、すべての和音または複音は一緒に弾く。
A)親指を弦の上に置き、この位置で弦の響きを弱める。
T)正式な運指の代わりとなるもの。
F)ポルタメント / ポルタメント(Portamento)=2つの音の間をゆっくりと規則的に移動させること。グリッサンドとは逆に、2音目を再び弾く.**.
** 第3指の内側をF+に置くと、次のポルタメントで避けられない軋みを軽減することができる。
【そのほかの音楽記号の解説】
dolciss. :最高に甘く、 たいへん柔らかく、 たいへんやさしく、 dolcissimoの略.
plp. :「"pulpe」は、肉の部分を指す言葉。爪を使わず、指肉だけで弾弦せよとの指示
ord. :通常の方法でという意味で、「爪弾きでいい」の指示
eco :こだま、反響のいみなので、反響する音をしっかり響かせて、かな。
cedez : フランス語で「譲る」という意味です。音楽用語としては、「だんだん遅く」で a tempoで戻す
Tristemente: 悲しそうに、さびしそうに、暗く
comod : 「快適なテンポ」「自由な気分」というような感覚で捉えて良いと思います。
allargando :だんだん遅く強く。速度記号のリタルダンド(ritardando)と、強弱記号のクレッシェンド(crescendo)を合わせたような意味になります。曲の中では、次のメロディーに入る前に盛り上げたい時などに使われます
esitando :ためらて、控えめに
soave :愛らしく。 柔らかに。
Vàrvara Gyra
「Le mouchoir bleu *」
(des rythmes impairs et autres staccati)
タイトルは、「青いハンカチ」で変拍子の曲。また、Varvara Gyraは、フランスの女性ギタリストで、主にフランス国内外での演奏活動を行っているそうです。
さて曲はというと、5/8から始まり、4/8,5/8,4/4,7/8・・と目まぐるしく拍子が変わる曲ですが、弾いていて違和感は感じません。シンプルな曲ですが、ディアンスらしい音の響きがある曲で、好きな曲です。私(yakateru)は、右手指使いの練習(i,m,a そしてp決められた運指により弾く練習)に使うことになりそうです。
【ディアンスからのアドバイス】
G'') 右手で低音弦3本を弾くハーモニクスは、人差し指の爪で弦を弾いたときに出るノイズ(キーキー)を避けるために、すべて親指で弾くようにします。
(yakateru)他のアドバイスは、a-zのページ参照ください。
Francis Kleynjans 「Ecco l’eco *」
(du glissando) (et autres nuances)
私(yakateru)が好きなフランシス・クレンジャンスをイメージした曲ということです。
タイトルの「Ecco l’eco」は直訳すると「そこの学校?」。
それに、(グリッサンドより)(他の色合いも含む)というサブタイトルがついています。ということは、「この曲で勉強したまえ」というディアンスさんのアドバイス?
ただ、弾いてみて、グリッサンドの練習というのはよくわかりますが、クレンジャンス?完成度の高いエチュード?というコメントには、理解が達成していません。
【ディアンスからのアドバイス】
* グリッサンドが結ぶ2つの音符の間を安定したまま、素敵な、うまく投与されたグリッサンドを作り出すことは、それほど簡単ではありません。
最初のアドバイスは、グリッサンドを演奏する指に十分な圧力をかけておくことです。
また、曲のテンポに合うように、スピードをコントロールすることも大切です。
その他の音楽的、技術的な要素も含まれており、このやや素朴な作品を、かなり完成度の高いエチュードにしています。
to my friend Jim Piorkowski 「Le joueur de kora」
Study for thumb techniques and more
「コラの演奏者」というタイトルがついた右手親指の訓練のための曲です。
私(yakateru)が、苦手な奏法の一つが、親指でのジャランと弾くこの奏法。音に締まりがなかったり、緊張感がなかったり・・・さて、良い練習になるかな。
【ディアンスからのアドバイス】
* アフリカの撥弦楽器。
この練習曲は、真剣に(私の中では疑いなく)、そして根気よく(ここでも)取り組む限り、多くの教訓を学ぶことができます。
その演奏方法の中心は、親指を肉と爪で交互に弾くことです。
親指は、肉を使うときは弦と平行に、爪を使うときは弦から約45度の角度で、それぞれを区別するようにする。
また、左手で打った音と右手で打った音の組み合わせは、最初は苦労すると思いますが、意外と早くマスターできると思います。
**コラを模倣するために、6本の弦の間、ポストロゼッタとブリッジの間に、名刺程度の厚さの紙を挟みます。
注意:この小さな組み立ては、曲をマスターした後に行い、"通常の "方法で勉強する前に行う必要はありません。
(A-Zのコメントは、別紙参照)
* 高いスラー音は、3本の開放弦で簡単にカバーできる(大きな音で弾くとなおさら)ので、ここでEを第3指できちんと叩くこと。
to Jacky Lau 「Le manège désenchanté *」
Des rythmes binaire, ternaire (et inversement)
タイトル「幻滅したメリーゴーランド 」ということで、二つの要素からなるリズム(逆も然り)というサブタイトルがついています。いやあ、今回のこのシリーズで、ディアンスさんの曲を80曲ほどチャレンジしてきましたが、今回ほど意味不明な曲はありませんでした。
フランス人なら、子供の頃に聞いたことのあるメロディなのかもしれませんが。
【ディアンスからのアドバイス】
* 60年代から70年代にかけてフランスのテレビで放映された有名な子供番組「Le Manège enchanté」を見ていた私の世代なら、この言葉遊びは忘れることができないでしょう。
この「Manège désenchanté(幻滅したメリーゴーランド)」に難しいことは書かれていませんが、「リズム」というか、「リズム」を学ぶには良い題材です。
したがって、あちこちで出会う2連符と、その前、後、あるいは途中の3連符を正しく区別し、それらが構成する2つの8分音符を完全に「均等」に演奏することに努めなければなりません。
一方、指示されたrall.sとrit.sを尊重することは歓迎されます。
最後に、この練習曲全体を通してカムパネルラ型の響きを強調することを付け加えます。
変化球でしょう?
さて、話はこれくらいにして。お楽しみください。